OpenAIのX公式アカウントにて、今まで有料でしか使えなかった5つの機能が、無料ユーザーにも開放されたと発表がありました。
無料ユーザーに実装された5つの機能
今回無料ユーザーに実装された機能は、次の5つです。
- ブラウジング
- ヴィジョン
- データ分析
- ファイルアップロード
- GPTs
それぞれ簡単に解説します。
1. ブラウジング
「今日のAI関連のニュースは?」 「今日の天気を調べて教えて」などのWebの情報が必要そうな質問をすると、自動でWebから情報を探してくれる機能です。
2. ヴィジョン
まるでChatGPTに目があるように、アップロードした画像やPDFの情報を読み取る機能です。
画像化された英語などをアップして「日本語で説明して」とお願いするなどの使い方が便利です。
3.データ分析
ChatGPT自身が自動でプログラムを組んで実行してくれる機能です。
分析やグラフの作成、ファイルの変換などできることの幅が広がります。
4. ファイルアップロード
ChatGPTへの指示の追加情報として、テキストや画像、PDFなどをアップロードする機能です。
前述したヴィジョンやデータアナリシスと一緒に使うケースが多いです。
5. GPTs
特定のタスクに特化したChatGPTを作る機能です。
ChatGPTで使える機能だけでなく、APIで外部のツールと繋げて「カレンダーから予定を呼び出してもらう」などのタスクも実現できます。
以上5つの機能が無料ユーザーでも使えるようになりました。
機能解放後の今、有料(Plus)プランと無料プランの違い
ここからは、5つの機能実装後の有料プランと無料プランの違いを解説します。
GPT-4o の使用制限緩和
GPT-4o は2024年5月30日現在 OpenAI の最新モデルです。
無料のユーザーでも使えますが、3時間あたりおよそ3回までという使用制限があります。
有料のPlusプランに加入すると制限が緩和され、日常的にChatGPTを使用するユーザーでもストレスなく最新モデルを使えるようになります。
Dall-E3(画像生成機能)の利用
ChatGPTの有料プランでは、画像生成機能が使用できます。
「可愛い猫がお散歩している様子を描いて」など日本語で指示するだけで、画像が生成される便利な機能です。
ChatGPTで画像を生成する方法や、その細かな機能は以下の動画で解説しています。
画像生成機能を使いたい方は、有料プランにアップグレードする必要があります。
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