- Video2Video の Gen-1 が誰でも利用可能に
- 無料のお試しプランでは3秒の動画を作成可能
- 実際に制作した動画を紹介
スマホやカメラで撮影した動画(Video)をAIによって加工する技術、Video2Videoのサービスである Gen-1 が誰でも無料で使えるようになったと、Runway公式Twitterで発表されました。
どのような動画ができるかは、ぜひ以下のYoutubeをご覧ください。
プランは、フリー・スタンダート・プロの3つ。
筆者が試してみたところフリーのプランでも3秒の動画を作成できたため、まずはフリープランで雰囲気を掴んでみるとよいでしょう。
ダウンロード不要、ハイスペックなデバイスも必要とせず、ブラウザで気軽に楽しめます。
実際の使い方を確認してみましょう。
- ステップ1Runway公式サイトにアクセス
まずはRunway公式サイトにアクセスし「TRY RUNWAY FOR FREE」をクリック。指示に従って会員登録をしてください。
- ステップ2AI Magic Tools の Video to Video を選択
機能はいくつもありますが、Gen-1の特徴であるVideo to Video から試してみることをお勧めします。
- ステップ3素材となる動画をアップロード
クリックして選択、またはドラッグ&ドロップで元となる動画をアップロードします。
- ステップ4スタイルを選択してGenerateで生成開始
3つのスタイルから希望のものを選んでください。
- Image:アップロードした画像を適用する
- Presets:Gen-1にもともと備わっているスタイルを使う
- Prompt:スタイルのイメージを言葉で指示する
せっかく無料ですので、色々試してみましょう。
- ステップ5動画の完成を待つだけ、ダウンロードも可
Generateボタンを押したら、あとは動画の完成を待つだけ。
完成した動画の右上にあるボタンからダウンロードもできます。
ここからは、実際に生成した動画をご紹介します。
まずは、Gen-1にもともと備わっていた、マグマの画像を使った動画。
元の動画は公園の芝生でしたが、しっかりマグマの上を歩いたような見た目に変わっています。
次に、手持ちの画像をアップロードして動画に重ね合わせる効果。
使用したのは Midjouney で生成した以下の画像です。
僕が適当にとった動画に合わせると以下のようになりました。
顔が変わりすぎてビビりました。
画像から顔まで再現してくれる訳ではないのかもしれません。
最後にプロンプト入力。
先ほどのサイボーグの画像を生成した際、Midjouney に入力したプロンプトをそのまま Gen1に入力してみたのが以下の動画。
カッコ悪いっすね…
プロモーションの動画をよく見ると、イケメンや美女はほとんど出てこないので、かっこよく編集する機能はまだ未熟なのかもしれません。
とはいえ、クリエイターの表現の幅が広がることは確かでしょう。
さらに、Runwayは今回誰でも使えるようになったGen-1の進化系、Gen2も発表しています。
Gen-2 は Video to Video ではなく Text to Video。つまり文字を入力するだけで動画を作れてしまうサービスです。
Gen-2のプロモーション動画には、イケメンとまではいかなくても人間らしい顔つきの人物は何人も登場するため、クオリティは上がっているのかもしれません。
映像制作に興味のある方は、いちどGen-1を試してみてはいかがでしょうか。
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